大切にしていた品物、どう遺すべきなのか

骨董品や美術品、価値のありそうなモノなどの動産は、相続においては経済的な価値だけでは評価できません。モノには想いという価値もあるのです。
例えば、お母さんの遺品整理の際に、お母さんが生前大切にしていた「指輪」が出てきたとします。その指輪は、お付き合いしていた当時にお父さんからもらったものかもしれません。あなたが生まれた時を記念して買ったものかもしれませんし、お母さんのお母さん、つまりはあなたにとってのおばあちゃんから先祖代々の家宝として受け継いだものかもしれません。こうした入手経緯の違いからも、そのモノに詰まった想いは千差万別になるのです。
ですので、遺品整理のときには、そのあたりもしっかりと思い出しながら、整理してあげてください。そして、モノに詰まった想いをしっかりと正確に次の世代に伝えるためにも、あなたの生前整理をして、身の回りにある価値のありそうなモノを整理してみてください。
その際のポイントとしては、番号・品物名・種別・入手方法・経済価値・品物に対する想い、対応、などを一覧表にまとめておくと分かりやすいと思います。

生前整理で想いと価値を伝える

これは、あなた自身の整理にもなりますし、次の世代にあなたの想いと価値がしっかりと伝わるため、ゴミ同然に処分されてしまうことがまずなくなるのです。
いやいや、そんな風に処分されることなんてない、と思われるかもしれません。しかしながら、若い方の価値観はホコリのかぶったモノ=ゴミ、なんてこともしばしばあり、実際に横山大観の大作や現在高価で取引されている中国美術品などが捨てられてしまったケースを幾つもみてきました。
そんな残念なことになってしまわないためにも、子供さんの手元に残してほしいモノ、困った時に売却していいモノ、いま売却しておいたほうがいいモノなど、しっかりと価値と想いが伝わるようにしておいていただくことをお勧めいたします。
なお、弊社では無料査定のほか、生前遺品整理の無料相談も受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。

本郷美術骨董館 札幌支店


相続診断士・美術骨董品鑑定士
藤田慎一(ふじた しんいち)
〒060–0001
北海道札幌市中央区北1条西2丁目
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TEL/080-3703-4001
E-mail/hongou@omons.com
URL/http://www.hongou.jp/

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